ラボは、エンジニアにとってクリエイティブなスペースであり、新しいコンセプトを発明し、市場化に向けてテストを行う場です。
テクノロジー事業における成功法則は、迅速なイノベーションとプロトタイプの作成が中心となるため、ラボのエンジニアは、自動化によるメリットをフルに活用できることが不可欠です。素早く動くことが全てです。需要のスピードに合わせたイノベーション。必要なことでなく、重要なことにフォーカスできる環境が重要。簡単に言うと、これがハイパーコンペティティブな市場で成功する秘訣です。
継続的な探求の事例
例えば、効果的なDevOpsやNetOpsのファンネルは、デジタル製品やサービスの継続的な投入、強化、アップデートを目指します。しかし、継続的な統合(CI)、継続的な展開(CD)、リリースオンデマンド(RoD)は、継続的な探求(CE)で始まります。大規模なアジャイル開発のフレームワーク (SAFe)では、市場のニーズを評価し、事業配置を定義し、プロトタイプや実用最小限の製品(MVP)を開発してテストする過程は、CEを起点とします。これが、最新のテクノロジー改革がもたらされる過程であり、自動化されたラボでスタートします。
ラボが効率的、協調的、可視的であればあるほど、イノベーションが生み出されるCEのプロセスが、より早く、効果的となります。自動化されたラボは、製品イノベーションおよび製品強化の健全なフローを継続するための基礎となります。ラボでの成果は、企業全体の市場における競争力に直結します。自動化とコラボレーションが、継続的なデリバリープロセスの基礎となるため、効率的かつ協調的なラボ環境が不可欠となります。

最短10日で、ラボ環境を新型かつ最先端の機能に整備でき、DevOpsおよびNetOpsのコラボレーションが可能となり、またフル自動化、連携、連結の過程をサポートします。
ラボを短時間で自動化する方法
オペレーターは、LaaSソリューションにより、ラボの自動化やコラボレーションに着手できます。最短10日で、ラボ環境を新型かつ最先端の機能に整備でき、DevOpsおよびNetOpsのコラボレーションが可能となり、またフル自動化、連携、連結の過程をサポートします。自動化されたラボは、以下のような主要機能を持ちます:
テストベッドのデザイン、 サンドボックスの設置と共有、チーム同士のグローバルなコラボレーションを可能とする、単一のグラスコンソール
ラボ環境におけるネットワークの状態を把握し、 場所や時間を問わず、共通のデザインコンソールでエンジニアがアクセスできる自動ディスカバリー機能
デザインを、 テストを目的としたデザインの実行に必要な、リソース変更や追加にフォーカスしたラボテクノロジーに関する指示に変換する作業オーダーの自動化。事前設定を解読するために、図面とラボの構成を比較するという、時間がかかるプロセスを省略できます。
一度any-to-anyの接続が確立されれば、人の手を介さずに デザインコンソールからラボネットワークに事前設定が送られ、ラボの完全自動化がもたらされます。リソースが地理的に分散している連携ラボにおいても、これらのリソースを見つけてアクセス可能にします。
ラボを自由化することでもたらされるメリットは多大です。完全に自動化されたラボ環境から開発ファンネルを満たすことで、コラボレーションによるイノベーションのペースを上げ、競争力の面で差別化が可能となります。SpirentのVelocity LaaSプラットフォームを使用する Spirentの顧客は、テストベッドの設置で 300倍の時間短縮を成し遂げ、このプロセスに要する時間を50時間から10分に短縮しました。ラボでのリソース活用が最適化され、生産性が最大化できるため、設備投資費の削減となります。デジタルイノベーションのマスターが企業の競争力や実績の決定要因となる業界において、協調的かつ自動化されたラボはゲームチェンジャーとなります。
ラボの自動化によるイノベーションのスピードアップについての詳細は、すぐご連絡いただくか または、Velocity LaaSのインフォメーションサイトにお越しください。また、このページでVelocity LaaSのデータシートを ダウンロードできます。