プレスリリース

octoScopeが2019年度に70%の年間成長率を達成

正確かつ繰り返し利用可能な自動化ワイヤレスパーソナルテストベッドのトップメーカーが、新製品の追加、人員の増強、オフィスの拡張、グローバルなイベントへの参加を継続して規模を拡大

マサチューセッツ州リトルトン、2020年1月7日 - Spirentの子会社であり、正確かつ繰り返し利用可能な自動化ワイヤレスパーソナルテストベッドの一流メーカー、octoScope®は、2019年度に70%という驚異的な年間成長率を記録しました。この素晴らしい結果は、数々の新製品発表、オフィスと生産施設の拡張、数回にわたる戦略的な人材登用、新規特許申請と登録商標を通じたIPポートフォリオの継続的拡大、世界中でのイベント参加など、数多くの要素による賜物です。

当社は2019年度に社員数を約40%増強しましたが、主任科学者としてSteve ShearerをoctoScopeに迎え入れたことは特筆すべきでしょう。octoScopeへの入社前、彼はWi-Fi Allianceにて、やり手のエンジニアとして活動していました。それ以前は、Silver Spring Networks、ST-NXPなどでもキャリアを積んでいます。また、Mikayla Cohenはソフトウェアエンジニアリングのディレクターとして入社し、ワイヤレス試験機器のソフトウェアのアーキテクチャおよびソフトウェアの研究開発を統括しています。octoScopeへの入社以前、彼女はCharter Communications、Viavi Solutions、Siemens PLM Software、コロラド工科大学でキャリアを積んでいます。さらに、octoScopeはBob Burkも迎え入れています。彼は最終システムのテストと自動化、新製品の導入、生産技術、コスト削減、生産ワークフロー、テスト手順、データ追跡の統括を担当しています。彼は以前、CommScope、Thomson Grass Valley、Teradyneなどで経験を積んでいます。また、octoScopeはさらに数名の主要なソフトウェア開発者およびシステムエンジニアを雇用しています。

このような成長により、マサチューセッツ州リトルトンにある本社施設も拡張され、オフィスおよび生産用施設が60%もの拡張を遂げています。継続的な成長を支えるべく、当社は2020年もここで紹介する数々の新職務で人材を登用する予定です。

2019年はまた、octoScopeが刺激的な新規テクノロジー開発と製品発表を行った年でもありました。リリースされた新製品には次のようなものがあります:

  • ワイヤレスデバイスとシステムをテストするための試験機器を内蔵した、Wi-Fi 6対応smartBox™チャンバー:Pal-6機器を内蔵して8x8 MIMO-OTAをサポートするsmartBoxは、テストベッドの各デバイス個別にデュアルバンドのスニファーまたはトラフィック生成器を統合できます。smartBoxアーキテクチャはWi-Fi 6、OFDMA、メッシュ、ローミング、Wi-Fi/BT共存、DFS (ダイナミック周波数選択)、その他のシステムレベルでのテストに合わせて構成される複雑なテストベッドを大幅に簡素化できます。

  • RF分析用のTriathlon™:Triathlonは新規のWi-Fi 6 (11ax)機器開発に必須のツールであり、無線レイヤーで起こる把握しにくい問題も技術者は観測できるようになります。

  • Wi-Fi 6用のoctoBox® STACK-WFAパーソナルテストベッド:STACK-WFAテストベッドは、アクセスポイント(AP)と基地局(STA)デバイスのWi-Fi 6認証用に、Wi-Fi Allianceが作成したすべてのWi-Fi 6テストケース(約200)をサポートする、自動化されたターンキーテストベッドです。

octoScopeは2019年を通じて、世界中でセミナーを開催しました。イギリス、フランス、オランダ、イスラエル、韓国、中国、台湾、米国でイベントが開催されました。最近octoScopeが開催した「Wi-Fi 6とBroadband Forumの試験手法」セミナーはこちらで視聴いただけます。octoScopeはまた、2019年のCESにおいて、IntelとComcastと共同で展示できる栄誉に預かり、octoBoxパーソナルテストベッドを展示しています。

octoScopeの社長、Fanny Mlinarskyは次のように述べています。「octoScopeの成長は、Wi-Fi6、IoT、5Gなど、新世代のワイヤレステクノロジーによって加速されました。当社のoctoBoxワイヤレスパーソナルテストベッドを使用することで、オペレーター、デバイスメーカー、チップセットのベンダーは、無数の新規デバイスが現場で予定通り機能することを保証することができるようになるでしょう。2020年、当社はoctoBoxテストベッドの開発を継続し、新たなワイヤレス技術と新しい周波数帯域をサポートします。当社はWi-Fi
6、OFDMAの試験およびパフォーマンスのビジュアル化テクニック、メッシュ環境におけるローミングとバンドステアリングに注力すると同時に、より強力な試験機器を用いて高度なテストベッドの統合を進め、octoBoxの機能を増やして価格を下げることで、すべてのワイヤレス技術者が、高度なパーソナルワイヤレステストベッドを利用して生産性を引き上げられるよう尽力します。」

octoBoxパーソナルワイヤレステストベッドについて

スタックして構成可能なoctoBoxのパーソナルテストベッドは、外部の干渉から完全に隔離されており、技術者のオフィスやラボのテストベンチにおいて使用することができます。

octoBoxのテストベッドはそれぞれ、専用のNode.jsウェブサーバーから制御されます。サーバーはブラウザーのUI(手動制御)、またはREST API(自動テスト)を通じてアクセス可能です。サーバーはテストベッドのタイムベースを提供し、内蔵機器、試験対象機器の設定、トラフィック、テストの流れを制御します。テスト結果はMongoDBデータベースに保存され、複数のチームがテストの自動化スクリプトとテスト結果を共有して協働できるようになっています。

octoBoxのテストベッドはそれぞれ、専用のNode.jsウェブサーバーから制御されます。サーバーはブラウザーのUI(手動制御)、またはREST API(自動テスト)を通じてアクセス可能です。サーバーはテストベッドのタイムベースを提供し、内蔵機器、試験対象機器の設定、トラフィック、テストの流れを制御します。テスト結果はMongoDBデータベースに保存され、複数のチームがテストの自動化スクリプトとテスト結果を共有して協働できるようになっています。

octoScopeについて

octoScopeは、繰り返し利用可能な自動化ワイヤレスのパーソナルテストベッド市場でトップシェアを占めています。当社が誇る特許取得済み技術は、オーバー・ザ・エアーのワイヤレス試験にて、他では得られない高精度、安定性、低価格、付加価値を提供します。octoBoxテストベッドは自動化された回帰試験シーケンスを設定でき、多様なエアリンク条件や干渉のシナリオを選択できます。octoBoxテストベッドは、単一機器の試験のみならず、マルチノード型のメッシュシステムを対象に試験範囲を拡張することができます。

テストベッドは、多彩なワイヤレスデバイスやシステムの稼働状態およびパフォーマンスを評価できる、強力なテクノロジーを備えており、プロトコル監視、テスト用トラフィック生成、モーション評価/マルチパス評価、干渉生成、デバイスのエミューションなどの機能を搭載しています。

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