octoScopeが新しいoctoBoxソフトウェアスイートの提供を発表

マサチューセッツ州リトルトン、2021年7月29日 - Spirentの子会社であり、正確で繰り返し利用可能な自動化されたワイヤレスパーソナルテストベッドの一流メーカー、octoScopeは本日、同社のテストベッドを制御するウェブユーザーインターフェース（UI）の新バージョン、octoBoxソフトウェア2.0を発表しました。

在宅勤務の急速な高まりと増え続ける一方のストリーミングのエンターテイメントサービスに対応するため、OFMDA、MU-MIMO、メッシュWi-Fi、BSSなどのますます先端化が進むWi-Fi機能の必要性が急激に上昇しています。これらの機能を、販売前にテストすることが非常に重要な役割を持ちます。 

画期的なoctoBoxソフトウェア2.0は、試験に必要な時間を短縮できる、重要な生産性機能を改良しています。新たなダッシュボードを使用して技術者がこれまでより簡単にテストシナリオを作成でき、データのビジュアル化と描画が改善されて結果をより簡単に解析してやりとりできるようになります。octoScopeのmultiPerfトラフィックジェネレーターがアップグレードされ、どのデバイスでも試験できるようになります。同時に、遅延とジッターを測定する機能も改善されています。テストベッドの機器を正確に同期することで片道遅延を測定して詳細な解析を実行でき、遅延やその他のパラメーターが時間とともにどう変化するかを示します。 

新しいソフトウェアはすべてのoctoBoxテストベッドに内蔵されたパラレルデータバスと処理能力の威力を活用し、何十台もの実デバイスを用いるマルチポイント間のテストシナリオで使用できます。また、テストの進捗と結果をリアルタイムにフィードバックします。

ocotoScopeの創立者でSpirentにてWi-Fi製品担当のシニアバイスプレジデントを務めるFanny Mlinarskyはこう述べます。「octoBoxソフトウェア2.0はワイヤレス試験技術者の生産性を大幅に高め、Wi-Fi業界で最も扱いやすいテストベッドとしてのoctoScopeの立場を確固たるものにします。」  

octoScopeはSpirentの子会社です。