プレスリリース
SpirentとSynopsysが提携し、チップ開発で市場投入までの時間を短縮
新たなネットワーキングSoCテストソリューションがチップ製造の前後における検証のギャップを解消
カリフォルニア州カラバサス – 2021年9月1日 – 次世代デバイスとネットワークの試験/保証/解析ソリューションの大手プロバイダー、Spirent Communications plc (LSE:SPT) は本日、チップ化の前後における検証のギャップを解消すべく、Synopsysと提携してシステムオンチップ(SoC)検証ソリューションのネットワーキングを提供することを発表しました。Spirentのチップ設計検証ソリューションはチップ開発のライフサイクル全体を加速させ、製造開始前にIC設計の段階で問題を見つけて解決することで大きくコストを節約させます。イーサネット試験の大手企業が提供するネットワーク試験テクノロジーと、業界随一のエミュレーションシステムを組み合わせることで、イーサネットSoCをより正確に、より高速に検証できます。
SpirentのTestCenterプラットフォームはネットワークのトラフィックジェネレーターであり、自動化され拡張可能で正確なイーサネットの試験パターンを生成します。これは、ネットワーク用のASICとSoCの検証技術者に不可欠なツールです。Synopsysが提供する主流のエミュレーションシステム、ZeBu®サーバーと顕密に統合され、1Gから800Gまででチップ化以前のSoC検証を行えます。トラフィックジェネレーターとZeBuサーバーとの統合は時刻が同期されており、正確で現実的にレイヤー2と3のトラフィックを生成し、リアルタイムに結果を解析できます。
Spirent Communicationsでクラウド&IPの対象市場戦略と運営を統括するMalathi Mallaはこう述べます。「当社が提供する広範なテストソリューションを活かし、次世代のネットワーク製品でチップ化の前後における検証のギャップを解消するため、EDAベンダーとの提携を重視しています。Synopsysと共同で、私たちは顧客が最新のチップ設計検証ソリューションを利用できるようにし、設計のライフサイクルの初期に深刻な問題を摘出して、市場投入までの時間を短縮させられるようにします。顧客は複雑なテストを簡素化し、開発期間を短縮して、新しい製品プラットフォームが期待通り動作するよう保証できます。」
チップセットのエコシステムにて、すべての段階でSpirentのチップ設計検証ソリューションを活用することで、以下が可能となります。
バーチャルテストベッドを使用して運営効率と柔軟性を改善
アクション可能な解析結果とわかりやすい報告がネットワークテストの複雑さを緩和
チップ製造の前後を担当する部門間でテスト構成を自動化して再利用可能
Synopsysの検証部門でソリューションエンジニアリングのバイスプレジデントを務めるSusheel Tadikondaはこう述べます。「テストソリューションの一流企業と提携することで、ネットワーク企業は新しいネットワーキングSoCが収益を生み出すまでの時間を一気に縮めることができます。ZeBuエミュレーションシステムとSpirent TestCenterプラットフォームの高パフォーマンスに基づき、チップ化の前後で検証を行うイノベーティブで総合的な仮想テストソリューションを提供するため、Spirentと提携でき光栄です。」
チップセットの設計と開発の加速に関するその他の情報は、こちらをご覧くださいwww.spirent.jp