プレスリリース
Spirentがイーサネットテストにさらなる柔軟性を提供する コンパクトなM1アプライアンスをリリース
新しい小型アプライアンスにより市場投入と新技術の導入を促進
カリフォルニア州カラバサス- 2023年2月10日- 次世代デバイスとネットワーク向けのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirentCommunicationsplc(LSE:SPT)は本日、ネットワークとアプリケーションにおけるイーサネットと車載イーサネットテスト用の小型M1 Applianceの提供を開始したことを発表します。柔軟性を備えた省スペース型の新プラットフォームは製品化までの時間を短縮し、新技術の導入を成功させるとともに製品品質の向上と信頼性の高い高品質なユーザーエクスペリエンスを実現するために設計されています。
SpirentM1アプライアンスはその柔軟性により、ネットワークインフラをターゲットとした新しいネットワーク製品の機能、性能、ベンチマークテストや、進化するSDNやNFV技術の検証など、テストライフサイクル全体に最適なツールとなっています。M1の革新的なプラットフォームアーキテクチャは前世代のコンパクトアプライアンスと比較して高い信頼性と密度を実現し、最大8つのネットワークインターフェースカード(NIC)スロットを搭載しています。多様なNICの組み合わせをサポートしているためお客様のテストニーズに合わせてアプライアンスキットを自由に構成することができます。また、小型のフォームファクターにより大型の筐体と比較して低消費電力を実現しています。M1アプライアンスはコンパクトであるため、不足しがちな専用のラボスペースに設置する必要はなく、必要な拠点に分散して設置することが可能です。
SpirentのVP of Cloud and IP Product Management, Aniket Khoslaは次のように述べています。「SpirentはIPネットワークと自動車分野の進化するテストニーズをサポートすることに全力を注いでいます。当社の次世代M1プラットフォームは重要な役割を担っています。その高密度で小型のフォームファクターアーキテクチャは当社の豊富なイーサネットイノベーションの遺産を継承し、汎用的で柔軟なテストソリューションを提供してイーサネットとサービスの規模、信頼性、性能の検証を段階的に支援でき、新しい技術の導入を成功に導きます。」
M1アプライアンスはネットワークトラフィック、ブロードバンド試験、SDNおよびデータセンター検証、デバイスベンチマーク、コアおよびエッジルーターとスイッチの検証、キャリアイーサネット検証、加入者エミュレーションなどに最適に使用することができます。主な利点は以下の通りです。
小さな筐体で、ラボスペースをより効率的に使用できます。より少ないポート数とスケールでコアなテスト機能を実現し、消費電力と発熱も抑えています。
特定のアプリケーションテスト、性能テストおよび機能検証などの様々なユースケースに対応しつつ10Mから100Gまでのイーサネットスピードをサポートするコスト効率の良いツールです。
NICはフィールドで簡単にインストール可能で、管理性とサービス性の向上により顧客満足度を高めます。また、長時間のトレーニングなしにシームレスなテスト業務を開始できます。
M1アプライアンスは小型で高いポート密度を有し、イーサネットベースの次世代ソフトウェア制御自動車を検証するために構築される自動車用HIL(Hardware-in-the-Loop)システムに最適なコンポーネントとなっています。 M1アプライアンスは車載用イーサネットで求められる10Base-T1S (10M)から10Gまでのすべての速度をサポートしています。
詳しくは、https://www.spirent.jp/products/testcenter-hardwareをご覧ください。