Spirent、スケーラブルなOver-the-Airソリューションを発表 実ハンドセットによる真のエンド・ツー・エンド・ネットワーク・テストを実現

メリーランド州フレデリック- 2025年6月25日 - 次世代デバイスおよびネットワーク向けのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc（LSE：SPT 以下、Spirent）は本日、ラボ環境における実端末とのインタラクションを自動化することで、真のエンドツーエンドテストを導入できる 革新的でスケーラブルなテストプラットフォームであるLandslide E20 OTA（Over-the-Air）ソリューションを発表しました。このソリューションはモビリティやローミングなどの複雑なシナリオのサポートを含め、4G、5G、Wi-Fiネットワークにおけるアプリ、サービス、デバイス、OSのパフォーマンス検証を可能にします。

電気通信業界は、携帯端末の性能、サービス品質、オペレーティング・システムのアップデートを大規模に展開する前に検証する必要に迫られています。ネットワークの一部をエミュレートする従来のラボ環境では、実際のデバイスがフィールドで提供する完全なユーザー体感を捉えることはできません。SpirentのLandslide E20 OTAソリューションは統合ソフトウェア、カスタマイズ可能なスクリプト、デュアルSIMシナリオのサポートを備えたソリューションを提供することで、この重大なギャップに対処します。キャリアグレードの自動化と実際の端末動作の可視化を提供する唯一のプラットフォームであり、数百台の端末を同時にサポートする拡張性を備えています。

SpirentのVice President of Product Management, Anil Kolliparaが次のように述べています。「5Gの継続的な進化、Wi-Fiオフロード戦略、新しい携帯電話やOSのリリースには現実的な条件でのテストに対する自動化された反復可能なアプローチが必要です。当社のLandslide E20 OTAソリューションは、フルスタックの可視性と実環境での精度を実現し、真のユーザー条件下でサービスを検証します。このプラットフォームは、デバイス、OSアップデート、モビリティシナリオにまたがるスケーラブルなテストにより、他社が見逃しているパフォーマンスの問題を明らかにします。」

Landslide E20 OTAソリューションの主な機能は以下の通りです：

• エンドツーエンドの検証：携帯電話からRANを経てコアネットワークに至るまで、完全な加入者体感テスト。

• リアルデバイスの自動化：UIの変更に左右されないAPI/SDKベースの自動化により、長期的な信頼性を確保し、メンテナンスのオーバーヘッドを削減。

• 同時使用シミュレーション：ビデオストリーミングと音声通話を同時に実行するなど、現実的なマルチアプリケーションの使用状況を反映。

リモート UI コントロールによるカスタム・テスト・スクリプト：分散した CSP チームが物理的なラボへのアクセスなしに、各自のネットワークに固有のアプリのテストを作成、自動化、管理。

• スケーラブルなアーキテクチャ：キャリアグレードのラボ環境向けに設計された専用ラックマウントプラットフォーム

Landslide E20 OTAはモバイルネットワーク事業者、携帯端末メーカー、ラボ自動化チーム向けに設計されており、モバイルコアおよびRANの検証、デバイスおよびOSの認証、アプリのパフォーマンス保証、ネットワーク スライスの動作、5G/Wi-Fiオフロード、ローミング シナリオテストなどの重要なテストニーズに対応しています。これはSpirentのLab to Live品質保証戦略の一環であり、CSPはサービスを開始する前にラボで実際の条件下でサービスを検証し、ライブ・ネットワーク・モニタリングと整合させることができるようになります。LandslideのOTAラボテストとVisionWorksのライブ モバイルネットワーク管理を組み合わせることで、Spirentは開発から導入まで継続的な検証を可能にし、フルライフサイクルのリアルデバイスサービス保証のためのソリューションを提供する唯一のベンダーとして、独自の地位を確立しています。

Landslide E20 OTAソリューションは、スケーラブルでエンドツーエンドのサービス保証における当社のリーダーシップをさらに強化するものであり、電気通信業界にとってラボ内のOTAテストにおける重要な改革を支援します。

詳細はhttps://www.spirent.jp/landslide をご覧ください。